謙さんのNASHVILLE紀行13 

 

 

これがサラダだ〜!!
これにサウザンアイランドのドレッシングが
山盛り付いていました。


話題の湯沸かし器$2.99


ゴッツイHead決して大きい頭ではありません


Banjoのリゾネーター。綺麗!


Guitarの裏もホリモンだらけ!

翌日は休み。こっちに来てから初めての自由時間です。
昨日station innで出逢った日本の人が「休みもなく10日以上も
ずっとスタジオでは退屈でしょう。」等と慰めてくれましたが、
僕には何の予定もない休みほうが目的のあるレコーディングより
ずっと退屈なのです。何か目的を作らなくてはと思い立ち
宮崎に「サラダが喰いたい!!」と言いました。彼は最初から僕を
OPRY LANDとGIBSONのあるショッピングセンターに連れていく
つもりだったらしく「行きましょう。」とまずはOPRY LANDを
目ざすのですが、どうも町の様子がおかしい途中立ち寄った
ショッピングセンターもがら〜んと静まり返って店も開いていない。
「何でや?」「今日は日曜ですわ。」「普通は日曜やし
店開けるんヤンカ。」「店開けても人が来ませんネン!」
「どういうこっちゃ。」「皆、教会行ってますネン。」
「あぁそうか。そやし町中に人陰がナイネンヤ。」やっと理解
できました。しかし宗教の力は凄いもんです。ある意味で羨ましい
感じさえあります。間違うと恐いけど・・・。
昼を過ぎてOPRY LANDのCRACKER BARRELに着いた頃には人出も
最高潮!で40分待ち「待ってでもサラダを喰うぞ!!」と順番待ち
店の中に小物やさんがあるのでそこでお土産を暢達。まもなく名前が
呼ばれて店内へ。おっきなお姉さんが注文を聴きに来てくれました。
僕はGrilled chicken tenderloin saladとIce teaを注文。
「今日は朝からあっさりしたもんが食べたかったんや!!」と言い
ながら出されたお皿を見るとサラダも形なし。レタスは見えては
いる物の、大量のグリルドチキン、厚切り食パン2枚分ぐらいを揚げた
大きなクルトン。これはどう見てもあっさりしてない。
(詳しくはここをClickして下さい)
うっかり油断をした隙に入れられた2杯目のICE TEAを残すことも
出来ずにお腹をガボガボと言わせながら、次の目的地に向かいました
着いたところはOPRY MILLSなんせ大きなショッピングセンター
どの位大きいかと言うと物凄い大きい。そんなに大きいのかと
言われるとソリャ〜ムチャクチャ大きい。地図を見ると日本地図の
ような格好で端から端まで歩いて約20分それがグルッと廻っている
ので中を歩くだけで40分ぐらいは掛る。その中に楽しそうな店や
Out letなど欲しそうな物を売っている店もあるので、ゆっくり見て
廻ると3日は掛りそうな大きさです。宮崎とは別々に見て廻ることに
しました。僕は食器やさんに入ってみました。出発前に宮崎
が「Americaではこれが便利ですよ。」と言っていたカップ用の
湯沸かし機、値段を聞くと¥6000前後で購入とのこと。ここの
店はセールの最中で、今買うと$2.99。安い!!日本円にすれば
¥400程度。「これを少年倶楽部のお土産に!」と買い込んでいる
ところに宮崎「なんか、エエモンありました?」「あったでぇ〜。
ほれ!」「ウワ〜えらい安いですヤン。」「そやろ〜。きっとお前
高いのん掴まされタンヤ!」「ちがいますて、ほれこれはセールの
商品やしきっと無茶安いんですわ。」「ほんなら、セールと違うやつ
見てみよか?ほれ$3.99!!」「ク〜ッ」と米国の工業力の
凄さに涙を浮かべた宮崎でありました。ちなみにこれを少年倶楽部
へのお土産にしましたから値段のことは言わんようにお願いします。
そんなこんだで、ゴッツイMandolinやBanjoのヘッドが
立ち並ぶGIBSON Shopへ。ここには楽器の工房があり、ガラス越しに
楽器の出来上がって行く行程がまるでロンドン焼きの出来上がりを
見るように(京都以外の人には解りません、アシカラズ)見られる
のです。飾ってあるGuitarやBanjoもハンパではありません。
目の保養をしてきました。今度はマーケットへ面白い食べ物が一杯!!
ここで気に入っているcorn gritsを購入。「それ、日本では
喰えませんよ。」という声をよそに購入。「たくさん買うと後悔
しますよ。」それでも購入。そして、納得して自然食派のマーケットへ。
ここで夕食を軽く済ませることにした。僕はターキーとサラダを
クレープで蒔いたサンドウィッチ風のもの宮崎はpizza。こちらでは
買った食べ物をその場で食べられるように席が設けてあり、飲み物や
デザートも用意してある。飲み物のカウンターにいきジュースを選ぶ
いろんな野菜のジュースがあったが味の想像ができる
『セロリとレモンとキャロット』にした。注文すると女の子が両手で
セロリを掴み(約5〜6本)グジュグジュとジューサーに入れる。
それをもうイッペン入れる。僕はてっきり『次の注文の為の
つくり置き』かと思っていた。間違いであった。大きなコップに
ジューサーが嘔吐する青汁のような固体とも液体ともつかぬ物質を
グェベグゥォボと入れているではないか。そしてその上にわずか
ばかりのキャロットジュース、レモンをギュッと絞ってハイ!$4.99
高くて、栄養がありそうで、繊維質もたっぷりとれて、クサ〜イ。
かごを持ってレジに並んでいると宮崎が「大分向こうから匂って
ますよ。」と嬉しそうに言う。「クソ〜。」湯沸かし器の仕返しか!
席について食事を始める。一口飲んでみて「あれ!これ旨い。
うんうん。匂いとはエライ違いや〜。」と納得して飲んでいると
宮崎が「ちょっと飲ましてくれます?」「ええよ。」
「グェブゥア〜〜〜。」彼はまだ人を陥れるためなら、我が身を
傷つけても構わないと言う面を持った僕を知らなかったのである

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米国で一番青臭いジュース
とターキーのクレープサンド 

 

 

 

 

 

 

 

 

OPRY MILLSのGIBSONの看板